アニメジャパン2018

2018年03月25日

 
Anime Japanイってきました。(Day1 3月24日)


前売券
  そんなわけで、報告書  

表題:Anime Japan 2018にみるアニメ動向と展望
日時:2018年3月24日(土)10時30分~15時00分
場所:東京ビッグサイト 東展示場
同行者:なし
目的:一般社団法人アニメジャパンが主催する「Anime Japan2018」にて、
   アニメ業界の状況と次期春アニメ作品の詳細、及び今後の動向について調査してきた。
 

東展示場ごきぶりホイホイ前

   

所感:
 2018年春アニメ(4月放送開始分)にて、WHITE FOXが手掛けるシュタインズ・ゲート・ゼロの情報を入手できたことが、最も大きな成果だった。WHITE FOXは、これまでシュタインズ・ゲートはたらく魔王さま!ご注文はうさぎですか??など、数々のヒット作を放ってきたアニメーション製作会社だ。監督にはシュタインズ・ゲートと同じ、佐藤卓哉・浜崎博嗣両名を向かえ、同タイトルを担当した花田十輝がシリーズ構成を担当する。つまり無敵の配陣だ。
 物語はPSソフト版と同様、「紅莉栖を救えなかった世界線」、つまり前作でdメールを送信したところで終わるのだと想像できる。
 これまでの経験上、人気タイトルは期待値だけが増大し、映像化された際には落差が大きく落胆してしまうことが多い。しかし、本作は前作と同制作陣にて取り組んでいるため、そのあたりの心配もないと見込む。

 
東口駐車場の待機列

   

出展:
 傾向として、スマホゲームFate/Grand Order (以後FGO)に関する展示を自社コンテンツに取り入れていた企業・団体が多くいた。同タイトルは、特別協賛による強力な推進によると考えられる。
 

右はギルガメシュの宝具だけど左はなに?






 しかし、私自身同タイトルに深く関与してないため、一歩出遅れた感があった。
中でも、作中に登場する「エクスカリバー」及び「乖離剣エア」、「ゲイ・ボルグ」を始め、EXTELLAやApocryphaに登場する宝具を展示するいくつかのブースでは多くの人だかりがあり、その人気ぶりに圧倒された反面、いかに無知・無策で参加したか思い知らされた。


人気アニメ「ゆるキャン」グッズ

   

来場者:
 アニメコンテンツを展開している約150社の出展があり、自社コンテンツやタイアップ作品に力を入れていた。来場者の年齢層及び人種は、20代前半を中心に40代までの日本人、日本を除くアジア系は20代~30代、欧米系では30代~40代であった。9月が新年度と位置づけている海外では、この時期に休暇を取得できる限定的な層(会社員と一部の学生)が占めていた。AnimeJapan2017年では145,453人であったが、関係者によると今年も相当の盛況ぶりであり、昨年を上回る来場者数と考えられることから、年々「Anime」への関心・注目度が上がっている。

 
会場の様子

   

次期春アニメタイトル:
 調査の結果、次期春アニメ(2018年4月放送開始)のタイトルは下記の通りであった。なお、掲載順は私個人の注目度と比例する。
 
シュタインズ・ゲート・ゼロ ゴールデンカムイ フルメタルパニック!Invisible Victory こみっくがーるず ウマ娘 プリティーダービー ペルソナ5 ヒナまつり デビルズライン ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 鬼灯の冷徹 第弐期 その弐 多田くんは恋をしない 東京喰種:re ハイスクール DXD HERO あまんちゅ!~あどばんす~ 重神機パンドーラ 宇宙戦艦ティラミス ラストピリオド-終わりなき螺旋の物語- 銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE ラブライブ!サンシャイン!! 奴隷区 バトラーズ 千年百年物語 食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇 ガンダム ビルド ダイバーズ 妖怪人間ベム Cutie Honey Universe Lostorage conflated WIIXOSS


「りゅうおうのおしごと!」より雛鶴あいのねんどろいど

 シュタインズ・ゲートは先に述べたとおり、安心した製作陣によるアニメーション製作進行があると考えられるが、フルメタルパニックシリーズの最新作が心配である。
 実は原作を読んでいないため、話の展開をまったく知らないでいる。中学時代から続いてる同タイトルであるにも関わらずだ。「ふもっふ」、OVAを含め、全てを観てきた感想として、安定した面白さとシリアスな展開は、次作への期待値を挙げている。しかし不安要素として、製作会社に京都アニメーション、OP/ED共に下川みくにを迎えていないことだ。


次代を担うスター Virtual You Tuberキズナアイと輝夜月

 なにより、今作はアマルガムとの闘いを相良宗介に視点を合わせており、かつ製作会社がXEBECのため、主人公をどん底まで突き落とすことは必須であり、相当なダメージを視聴者にも追わせることは明白である。  

実家の近くが舞台の「ウマ娘」
   ゴールデンカムイは原作をわずかばかり読んでおり、「金が全ての原動力である」という論理に深く感銘を受けたため、2番目に注目しているアニメに位置づけている。  正直、こみっくがーるず以降の作品はあまり気にしていない。ソードアート・オンラインも、番外編のよくわからないものだし・・・。なお、10月放送開始の  ソードアート・オンライン アリシゼーションは非常に期待している。    

販促:
 グッズ関連のブースでは、今期アニメタイトルを中心に、Tシャツや人形、キーホルダーなどを取り扱っていた。特に、グッドスマイルカンパニーが展開する「ねんどろいど」シリーズの新作発表(キズナアイ、雛鶴あい、各務原なでしこ等 いずれも監修中)が話題を集めていた。
 
 

終わりに:


dアニメストアブース

 その年の視聴者数第一位アニメを発表していたブースがあった(dアニメストア)。見ると、2014年「進撃の巨人」、2015年「妖怪ウォッチ」、2016年「Re:ゼロから始める異世界生活」、2017年「けものフレンズ」となっていた。

 2015年は、個人的には響け!ユーフォニアムが一番ぐっと来たが、世間的にはFate/stay night Unlimited Blade Works2ndシーズンと考えていただけに、特定層(いわゆるアニメオタク)以外にも目を向けると、"意外"と思われる「子供向けアニメ」がランクインしていた。
 もともとアニメは子供向けであり、一番楽しむべきは小児層だが、昨今の少子化が叫ばれている中では、驚くべき躍進と考える。
 

アニメに必要なのは水着

 
 

以上 次回はAnimeJapan2018での「散財」をテーマに書ければと思います。
 


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