イベントが向こうからやって来た
------交通事故の報告------
発生日時
2022年4月28日(木) 16時20分頃
発生場所
6th Ave. & Jefferson St.のI-5(高速道路)合流ランプ付近
警察の調書より抜粋(1)
関係者(車輛)
当方 ネコ天(1名)マツダCX-5
相手方 女性(1名)日産アルティマ
事故写真(1)
怪我・破損状況
当方:怪我無し・リアバンパー、及びリアゲートの中央から右側面にかけて凹み・亀裂、マフラーの一部脱落
相手方:怪我無し・フロントバンパー、及びボンネットの中央から左側にかけて凹み・亀裂、左側灯火類の破損
事故写真(2)
事故の状況
6th Ave.からI-5に合流するランプで渋滞が発生していた為、当方は最後尾で停止した。
直後(1.5秒~2秒)、相手方の車輛が当方の後部右側に追突した。
事故写真(3)
過失割合
保険会社は警察の調書より、相手方の過失(10:0)と判断した。
事故当時の流れ
事故発生後、一般車両の妨げとなる為、路肩に寄せて停車後に911に交通事故を通報した。
5分程度で警察車輛、及び消防車輛が到着し、警察からは事情聴取、及び現場検証を、消防隊からはサージカルチェックを受けた。
事故写真(4)
事情聴取、及び現場検証中に保険会社と会社(日本)に交通事故の報告を実施した。
保険会社からは①警察からIncident report(事故報告書) 番号、②相手方と名前・住所・電話番号・保険会社(加入番号)・ナンバープレート・VIN(車体番号)の情報を控える様指示があった。
①はその場で警察官から名刺と共に番号を受領したが、②は相手方が発狂していた為に確認は行わず、ナンバープレートの情報のみ控えた。
会社からは「身体大丈夫?・・・ゴールデンウィークでも働いてるのはとやかく言わなけど、仕事に支障はないよね」・・・お前のせいでGWも働いてるんだろが殺すぞ。(ヒント:無茶な要求と期限)
ナンバープレートの情報から、同車両のVIN情報を取得、保険会社に連絡した。(ナンバープレートの情報さえあれば、個人でもどういった所を経ていくらで売られていたか、車体番号も含めて全部調べられることが判った。ちい覚えた。アメリカ恐いけど良く出来てるネ。ちなみに軽トラのナンバーは付与方法が特殊の為、ウェブサイトの検索には出て来ない不思議)
警察からは事情聴取、及び現場検証が完了したと連絡を貰った為、又、当方は警告灯の点灯、及び異音がしなかった為、自走可能と判断して帰宅した。
その後
①Incident reportについて
警察からIncident reportを受領する為、ウェブサイトから申請を実施した。
4日後(アメリカ遅っそ)、警察からIncident reportを受領した為、これを保険会社に提出した。
②相手方の情報について
Incident reportには、必要な相手方の情報が記載されていた為、これを保険会社に報告した。
なお、本事故は調書を取った警察官の報告として、以下が記載されていた。
・相手方は当方の急停車があった為に接触事故が発生したと主張。なに適当な事言ってんだあいつ…
・相手方は事故直前に合流するため道路の車線を見る為に下を向いており、合流後前方を確認した直後に接触した。は?マ?
・相手方には車間距離不保持の交通違反があった。警察はこれを取り締まった。ワロタ
警察の調書より抜粋(2)
保険会社は相手方の交通違反を理由に、保険金額の全額負担を請求を開始した。
保険会社は、Incident reportに記載されている相手方の保険会社と連絡を試みた。
しかし、相手方保険会社は事故当時は相手方は未加入状態であった為、本事故を負担する義務が無いと回答した。おいおい、どうなるん?
相手方の保険会社の調査の結果、相手方は事故後に保険に加入した上で、警察に対して保険加入の情報を通知していた。え?え?
当方の保険会社は、相手方から修理に掛かる全額の支払いを請求する為、当方に修理代の見積を指示した。
当方は修理会社に連絡を実施して車輛を持ち込み、修理の見積を実施した。
修理会社は約$7,000の見積を出し、又、修理開始迄に1ヵ月、修理完了に1ヵ月掛かると保険会社に連絡した。
$40/日上限のレンタカー
(ダッジチャージャー SXT V6 3.6L 292馬力)
当方は修理完了迄の間、事故車輛を使用して通勤することは部品の脱落等の懸念があると判断した為、保険会社にレンタカーを請求した。
保険会社は、$40/日上限のコンパクトカー(アクア、ミニカ等)の手配を実施した。
当方がレンタカーに受領の為に訪問したところ、フルスピードで走るのがオレの人生だったダッジチャージャーが用意された(これコンパクトカーなの?そうなの?アメリカバグってんの?)
なお、レンタカー代は保険により2ヶ月間補償されてその後は実費となるが、今回の事故は相手方の過失の為、超過分費用は相手方の負担となる。
保険会社はコレクションエージェンシー(債権等回収代行会社という名のモウレツな取立て屋)を雇い、現在相手方とバトル中。相手方のターンエンドは少し先の模様。
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どうもご無沙汰しております。
最近便利なツイッターに浮上しないのは、心が病んでるとかではなく(若干あるけどアゲるしかない↑↑↑)、GW中に仕事してたら← 交通事故に遭ったので、色々手続きが大変で呟く気も起きなかった為です。
GWは3日間あったのですが、その全てが仕事と事故で潰れました。日本にいる会社の人殺したいナリ。
ま、幸い体は無事ですが、写真の通りクルマは結構アレな感じで痛々しい。
衝突された時、完全に頭がヘッドレストに12cmは埋もれたので、一瞬で冷静に「あ、首逝ったわwwwワイ死んだわwwwコポォ」って頭の中を過ったけど、3週間経っても特に痛みはありません。
今回の交通事故は、相手の過失10:0ですが無保険な人という、アメリカでは割とあるパターンのカードを引いてしまいました。
保険会社が相手への請求を開始する為に、ボクでやる必要のある書類手続き等が煩雑だったので、ここに纏めて知識の1つとして書いておき、ホームページのネタと振り返りも含めて、アメリカで交通事故に遭うとどういう流れで諸処理が行われるか、行う必要があるか、勉強の一環で載せました。
皆さん、参考にしてください←一生参考にしない日々をお過ごしください
そんな日々。そろそろお絵かきしたいネー