京都アニメーションの思い出

2019年07月19日

 

本社

京都アニメーションの放火事件により犠牲・被害に遭われた方々とご家族、ご関係者の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
 

言葉になりませんね。非常に悔しいです。
不運にも昨日の事件当日は、出張先の電波暗室に16日から3日間篭っており、ネットをやる術もなく(暗室ですし)、仕事が終わった後も疲れきって餃子の王将した後に速攻で寝てました。
 

 
最終日の昨日も帰りの新幹線で寝てました。
たぶんうっすら文字表示装置にそれっぽい事件の記事が流れてたように思いましたが、流れた記事の尾っぽの最後だけ見た程度でしたし、疲れてたし、自由席は混んでて通路でサラリーマンに揉まれながら立ちつつ半分寝てました。

 
京アニ&Doショップ

事件の一報をもらったのは今日の仕事中でした。

オタばれしてる後輩くんBからLineで教えてもらいました。
(自他共に認めるユーフォというか京アニフリークなので教えてくれたっぽいです。ありがとナス)
 
焦燥感とはあーゆーことなんでしょうね、事件の内容がよくわかんないけどあまり深く考えたくなかったので仕事に集中しまくりました。終始どういうことなの???って思いながら帰宅しました。スマホは持ってたのにね。
 
で、帰ってニュースを観てうなだれる自分がいました。
もうね、なんと言いますか・・・
 
「32歳にもなってアニメ」・・・親にはそう言われます。
 
ボクもそう思います。でも奥が深いんですよ。沼です、沼。
アニメは映画、映像、文化、言語、時代考証といった研究分野のひとつと同じだと思ってます。
大人が本気で作ってるんです。楽しいのは当たり前です。世の中にあふれてるエンジニアが生み出してる電化製品と同じです。アニメだから同列に扱えない理由なんて、個人の趣味・好き嫌いしかないです。当然変なアニメもありますw(GUN道とか)
 

第2スタジオ

アニメ業界って一般人が思ってる以上に界隈が狭いので助け合ってるんですよ。仕上げ作業メインだった時代は、ドラえもん映画で社長や奥さんの名前がよくテロップされてます。もちろん「京都アニメーション」としても協力してます。
ほかにもジブリやらなんやら、ゲームやら一般人が知らないだけで「縁」は多い会社です。意外と自分の身近にあるんですアニメというのは。
 
そんな、いち「一般企業」に起きた最悪は、決して「アニメ」という括りでぞんざいに扱わず、事件の重大性とその影響、今後の対策を真剣に考えてメディアが取り扱うよう切に願います。
 

   

京アニshop第2スタジオ併設時代

個人的な想いとしては、(京アニフリークですが)京都アニメーションは事件が収束しても復活はしなくてもいいです。そのくらいそっとしといてあげてください。
ただひとつ言える事は、「ふもっふ」は構成・演出・シナリオ・作画・音響、すべての分野において神アニメです。これは変わらない事実であり不変です。
そんな今日この頃。


 


京アニ